ノーベル賞ってなに? どんなことをしたらもらえるの?
皆さん こんにちは!
皆さんはノーベル賞にどんなイメージを持っていますか?
「ノーベル賞ってなんか難しそう」とか、「ノーベル賞は偉い人や天才がもらうものだから、庶民には関係ないよね」と思っているかもしれません。
僕もそう思っている1人なのですが、なんと、庶民でももらえる可能性があるのです!夢がありますね~。ただ、今、ノーベル賞をもらったら彼女つくって~と妄想してしまったあなた、そういった方はノーベル賞をとれる可能性はとても低いです。そんな簡単には取れません。現実をしっかりと受け止めましょう。
ということで前置きが長くなりましたが、今回はノーベル賞について解説していこうと思います。
1ノーベル賞ってなに?
2ノーベル賞のもらい方講座
3日本人のノーベル賞受賞者はどんな人がいるの?
ノーベル賞ってなに?
まず、ノーベル賞は誰が作ったのでしょう?
それは、スウェーデンのアルフレッド・ノーベル(1833~1896)という人物です。
この人物はダイナマイトを発明、生産して、巨額の富を築いた人です。このノーベルの遺言をもとに彼の遺志を継ぐため、ラグナル・ソールマンとルドルフ・リリェクイストがノーベル財団設立委員会を設立し、賞設立の準備をしました。そして1901年、ついにノーベル平和賞を選定する準備が整い、ノーベル賞ができたのです。
そんなノーベル賞、今では6つの分野に分けられています。
・ノーベル医学・生理学賞
ノーベル賞のもらい方講座
では、ノーベル賞をもらうためにどうすればいいのでしょう?
・世界平和のために努力する
・人々の生活、健康に大きく貢献するものを発見する
・小説などの文学作品を書き、世界的に評価される
などのことができれば、ノーベル賞を受賞できるかもしれません。
ノーベル賞を受賞したあと、何があるのでしょうか?
・ノーベル賞授賞式に参加する
ノーベルの命日の12月10日に、平和賞はオスロ市庁舎(ノルウェー)、平和賞以外はストックホルム・コンサートホール(スウェーデン)で授賞式が行われます。
・賞金、メダルがもらえる
賞金はなんと、900万スウェーデンクローナ、日本円にして1億3000万円です。(2021年現在)そしてノーベルが描かれたメダルがもらえます。
・晩餐会に参加する
・舞踏会に参加する
・マスコミから取材依頼がくる
日本人のノーベル賞受賞者はどんな人がいるの?
日本人で最初のノーベル賞受賞者は、1949年にノーベル物理学賞を受賞した、
湯川秀樹です。
それでは、分野別に受賞者を見ていきましょう。(受賞当時日本国籍の受賞者のみ)
(2021年7月現在)
ノーベル物理学賞(9人)
赤﨑勇
天野浩
ノーベル化学賞(8人)
吉野彰
ノーベル医学・生理学賞(5人)
大隅良典
ノーベル文学賞(2人)
ノーベル平和賞(1人)
ノーベル経済学賞(0人)
2021年現在はいません
Wikipediaより引用
日本人のノーベル賞受賞者 - Wikipedia
なぜ違うんでしょうか?それはノーベル経済学賞の歴史をたどれば答えが出てきます。
さっき、ノーベル賞はノーベルの遺言を元に1901年にできたと書きましたが、この経済学賞だけ1969年に始まったことに加え、ノーベルの遺言には経済学賞に関してはほとんど書かれていないんです。
ではだれが作ったのでしょう?そこで出てくるのが、スウェーデン国立銀行です。
スウェーデン国立銀行が1968年に設立300周年祝賀の一環として、ノーベル財団に働きかけて作ったのがノーベル経済学賞なのです。
だから、「経済学賞はノーベル賞ではない!」という意見が上がっていたのですね。
ちなみにこの経済学賞だけ賞金はスウェーデン国立銀行が出しているそうです。
ノーベル賞のことはわかりましたか?ノーベル賞って意外に身近にあるんですね。
それではまた次回!