オーランド諸島ってどこ? オーランド諸島にある日本人との関係?

皆さん こんにちは!

皆さん、旅行でどこへ行きたいですか?最近は行けそうにないですが、早く旅行をしたいな~と思っています。(コロナが終わってもお金がなくて行けませんが(涙))

今回紹介したいのは、オーランド諸島です。

「どこ?」って思われた方も多いと思いますが、こんな場所にあります。

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スウェーデンフィンランドの間にある島々で自然豊かな地域です。

北欧なので日本に住んでいる日本人には馴染みはありませんが、実はこの島、ある日本人が深く関わっているんです。

ということで北欧の島、オーランド諸島について書いていきます。

1オーランド諸島はどんなところ?

2オーランド諸島の歴史(深く関わった日本人は誰?)

 

 

オーランド諸島はどんなところ?
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最初に説明した通り、オーランド諸島は北欧の島々です。

人口は約28000人(2010年統計)で、6500の島からなるフィンランド自治区です。

主都はマリエハムン、8月でも日平均気温が16度という寒い地域です。

またフィンランドとは別の行政などを持っているなど、大幅な自治権が認められています。(外交、軍事は除く)

かつてはバルト海の要所として栄えていたこの島は、軍事施設が残っていたり海洋博物館があったりします。

そして自然豊かなのどかな地域で、面白い文化に触れられるところです。

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実はここ、フィンランドになっているのですが、公用語スウェーデン語、文化もスウェーデンよりの文化が多いという不思議な地域です。なぜこんな複雑な関係になっているのでしょう?それは歴史を見ればわかります。

 

 

オーランド諸島の歴史

この地域は元々スウェーデン王国フィンランドの一地方として支配していましたが、第二次ロシア・スウェーデン戦争にスウェーデン王国が負けたことから、1809年に割譲されたフィンランド大公国の領土になります。

第一次世界大戦末期にフィンランド本土でロシアからの独立の気運が高まると、オーランド諸島でもスウェーデンへの再帰属の運動が活発になりました。これに対してフィンランドはオーランド諸島の分離を阻止しようとして、スウェーデンフィンランドの間で緊張が高まりました。このため、スウェーデン側は国際連盟にオーランド問題の裁定を託し、これをフィンランドも合意しました。そこで出てきたのが当時国連の事務次長だった、新渡戸稲造です。

1921年、新渡戸はオーランドの帰属をフィンランドに認める代わりにオーランドの自治権を確立するよう求めた「新渡戸裁定」を下し、1922年にフィンランドの国内法として成立、オーランドの自治権が確約されました。

現在、フィンランド政府はオーランドのスウェーデンへの帰属を認めていますが、オーランドの住民投票により、フィンランドの帰属のままになっています。

 

 

どうでしたか?

こんな北欧の島とも日本はつながっていたことにぼくは驚きました。
フィンランド本土の観光のついでに寄ってみるのもいいかもしれませんね。

それではまた!